本日は、福岡市現場の外壁塗装についてご紹介いたします。
今週は天候も良く、お盆までに完工できるようペースを上げて進めて参ります😌
◆外壁下塗り◆
まずは塗装工程の一回目に当たる下塗り塗装についてです😊
下塗りには、上塗り材の密着性を高め、モルタル壁の吸い込みムラや小さなひび割れをカバーする役割があります。
今回の施工では、塗料の厚みがあり、ひび割れや凹凸の調整ができる「フィラー」と呼ばれる下塗り材を使用しました。
■ 下塗りの工程
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高圧洗浄:汚れやカビを除去
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下地調整:クラック補修や浮きの処理
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下塗り塗布:
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ローラーや刷毛で均一に塗布
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塗り残し・ムラがないよう注意
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乾燥:塗料に応じて乾燥時間を厳守(通常4~24時間)
■ 注意点
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下塗り材の選定ミスは剥がれや浮きの原因になります。
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モルタル壁の劣化状況に応じて適切な下塗り材を選ぶことが重要です。
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下塗りが不十分だと、上塗りの性能(耐候性・防水性など)が十分に発揮されません。
◆外壁中塗り◆
つぎに塗装工程の二回目に当たる中塗り塗装についてです。
中塗り塗装は、外壁塗装における「仕上げ塗装」の1層目であり、性能と美観の両立に大きく関わる重要なステップです。
今回の施工では、対候性が高く、高耐久な「ラジカルハイブリッド塗料」を使用しました。
ラジカル塗料は、シリコン塗料を上回る耐久性(約10~15年)があり、比較的安価でコストパフォーマンスに優れる人気塗料です😄
■ 中塗りの施工手順
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下塗りの乾燥確認
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規定の乾燥時間を守る(例:下塗り乾燥 6~24時間)
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中塗り塗装
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ローラーや刷毛、吹き付けで均一に塗布
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塗りムラやたれがないように注意
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乾燥時間の確保
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上塗りまでの時間(4~24時間)は厳守
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■ 注意点
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中塗りの工程を省略すると、塗膜が薄くなり耐久性が低下します。
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塗り重ね乾燥時間を守らないと、ひび割れ・剥がれの原因になります。
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中塗りと上塗りの色を少し変える(微調整)ことで、塗り残しを防止する方法もあります。
如何だったでしょうか。
次回は最終工程に当たる上塗り塗装のご紹介をいたします😌
それではまた次回お会いいたしましょう。