本日は、福岡市現場の外壁下塗り塗装についてご紹介いたします。
■ 外壁塗装の役割
建物の保護:防水性・紫外線対策・劣化防止
美観の維持:色あせや汚れをリセットし、新築時のような見た目に戻せます。
将来の修繕費を抑える:劣化を防ぐことで、将来的な大規模修繕費を抑制
塗り替え時期の目安
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一般的に10年前後
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壁を触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
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ひび割れ・コーキングの割れ
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カビや苔の発生
◆下塗り塗装◆
下塗りには、下地と上塗りの密着性を高め、綺麗に仕上げるための下地調整の役割があります。
今回は、サイディング用の下塗り塗料である「パーフェクトサーフ」を使用しました。
この塗料は、塗料のキメが細かく、凹凸のある模様にもよく馴染むため、サイディングの塗装には非常にオススメな塗料です🤗
1. 下塗り塗装の目的
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密着性向上
下塗り材(シーラーやフィラー)がサイディングと上塗り塗料をしっかり密着させます。 -
吸い込み防止
下地の吸い込みムラを防ぎ、上塗りの発色や艶を均一にします。 -
下地調整
微細な凹凸や傷を埋め、塗装面を平滑に整えます。 -
劣化防止
紫外線や雨水からサイディングの劣化を遅らせます。
2. 下塗り作業の流れ
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高圧洗浄で汚れ・コケ・旧塗膜を除去
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必要に応じて目地やクラックを補修
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養生で窓や床などを保護
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下塗り材を均一に塗布(ローラーや刷毛)⇐今ここ
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乾燥後、中塗り工程へ進む
3. 下塗りを省略すると起こる不具合
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塗膜の早期剥がれ
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色ムラ・艶ムラ
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耐用年数の大幅な短縮
如何だったでしょうか。
下塗り塗装は、仕上がったあとでは見えない工程になりますが、上塗りを綺麗に塗るためには欠かせない大切な工程です。
見えないからと手を抜くと、浮きや捲れの原因になります😢
塗装工事の際はくれぐれもご注意ください😌
今回はアドバイザーの宮崎がご紹介いたしました。
また次回お会いいたしましょう。