外壁塗装や屋根塗装を検討される際には、いろんな選択があります。その選択の一つに、仕上がりや耐久性に影響を与える重要な選択、「油性塗料」「水性塗料」の選択があります。
今回は最近人気のある「水性塗料」についてお伝えします。
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まずは簡単に!「油性塗料」と「水性塗料」の違いについて。
これらの塗料の一番の違いは、塗料の材料となる顔料や樹脂を薄めて使用する際に使用する溶剤です。水性塗料は「水」で薄めて使用し、一方で油性塗料は「シンナー(有機溶剤)」で薄めて使用します。
水性塗料の特徴
●水を主成分とし、その中に顔料や樹脂を分散させたもの
●溶剤系塗料に比べて環境への負担が少ない
●作業中に発生する揮発性有機化合物(VOC)も少ない
●現場での保管がしやすい
●害が少なく置いていても危険が少ない
狭い空間や室内での利用に最適です。低臭性であるため、作業中の嫌な匂いを最小限に抑えます。また作業がしやすく保管も楽にできます。
ワンポイント!
水性塗料は水に溶けてしまうのではないか?と思われがちですが、塗膜が十分に乾燥し形成されると、優れた耐水性が現れます。これにより、乾燥後は水に濡れても塗装が剥がれる心配がありません。ただし、乾燥前の水性塗料は水で流れるので注意が必要です。