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外壁の美観に悪影響を与えるカビとコケの違いとは?対策方法などもお伝えします。

前回はカビの発生についてお話ししました。カビとコケは、両方とも湿気の多い環境で繁殖しやすい生物ですが、その生態や影響は異なります。今回はカビとコケの違いについて詳しく説明します。

①コケとは

前回お伝えした菌類のカビとは違い、コケは植物の一種で、外壁などに付着して繁殖する藻類や苔類です。樹木や岩、地面など、湿気の多い場所に生育し、繁茂します。緑色や黒っぽい色をしており、湿った環境で成長しやすい特徴があります。

②カビが繁殖する条件・コケが繁殖する条件

カビは、湿気と暗さがある環境で繁殖します。特に、高湿度の場所や換気が悪い場所、水漏れや結露が起きやすい場所などが好条件です。一方、コケは主に湿気の多い場所で繁殖しますが、日光の熱に弱く、日を浴びることで成長を抑制されることもあります。

③ 外壁にもたらす影響

カビやコケが外壁に繁殖すると、見た目の美観を損なうだけでなく、外壁材料の劣化や腐食を引き起こす可能性があります。また、カビによるアレルギー反応を引き起こすこともあり、健康被害のリスクもあります。

④ カビ・コケの対処法

カビの対処法→専用のカビ取り剤を使用して、汚れた表面を洗浄します。また防カビ機能のついている塗料を使用することでカビの発生を抑えることが出来ます。

コケの対処法→コケを除去するには、ブラシや高圧洗浄機を使って物理的に取り除く方法が一般的です。また、日光が外壁に当たるように周囲にある枝や木を排除し、日光を取り込むことでコケの発生を予防することができます。

カビやコケは建物の外壁だけでなく、屋内の壁や天井にも繁殖する可能性があります。定期的な清掃や適切な環境管理を行うことで、これらの問題を防ぐことができます。今回はカビとコケの違いと対処方法についてご紹介しました。